京表具 藤田月霞堂 公式ブログ

こんにちは、五代目です。

昨日のブログで、11月15日・16日の土日に「京都橘大学」で表具・表装の実習の講師をさせていただいてきましたと書きましたが、今日はその時の様子を書かせていただこうと思います!

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【実習開始前の様子】
『15日』
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『16日』
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この実習では、表具・表装の一番基本となる技術である【裏打ち】(和紙に糊を塗って、対象となる本紙(絵や書等の作品)や裂地等の裏に和紙を貼り合わせる作業)と、本紙(作品)の廻りにさまざまな色柄裂地を付け合せて本紙(作品)を飾っていく【付け廻し】という技術を実際に行なってもらい学んでいただきました。

ちなみに、こちらのような掛軸っぽい物(笑)を作っていただきます。
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【作業中の様子】
『裏打ち用の和紙を切っているところ』
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『裏打ち作業中』
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目標物に対してピッタリ置くのがとても難しいです。最初はどうしても斜めにズレてしまう事が多いです。もちろん、プロの表具師はこの何倍もの大きさでも一人でほとんどズレずに裏打ちを行う技術を持っています!それには数年の経験と努力が必要ですが!(笑)

『友達と協力してがんばっておられました!』
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和気藹々と楽しそうに作業されていましたよ!

『15日の様子』
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『16日の様子』
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裏打ちが終わったら次は付け廻しを行なう為の裂地選びです。感性とセンスが問われます。
この時が皆さん一番楽しそうでした(笑)

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『う~ん…どれがいいかな~???』
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『バーゲンセール、開催中です(笑)』
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皆さん、上手く出来ましたか!?
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『16日に実習を受けられた生徒さん達の作品集』
(画像をクリックで大きな画像が見られます)
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表具師が数年かけて習得していく技術をたった一日で経験していただくというこの実習、朝一番から夕方まで長時間、皆様お疲れ様でした!
掛け軸や額装、屏風・襖・衝立等の表具の一見見ているだけでは決してわからない構造や作り方やその難しさをよく理解していただけたのではないかと思います。
これからは、今までとは少し違った目線で、日本の文化・表具・表装を見ていただき、今までには感じる事の出来なかった物を少しでも感じ取れる様になっていただけたらな、と思います。

今回は一回生の実習でしたが、来月12月6日・7日には二回生の実習があります。
その様子もご紹介できればと思います!

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