ご自宅にお客様をお招きする機会があると思いますが、そんな時にこだわりの京表具があると一味違うインテリアとして活躍してくれるのではないでしょうか。

こちらでは表具をインテリアとして考えた時のポイントについて注目しています。

部屋全体とのバランス

どんなに素晴らしい技術で表装された美術品でも、お部屋全体を見た時に浮いてしまってはもったいないです。
ファッションに関しても同じ事が言えると思いますが、インテリアで全体のバランスを取るならば、メインで見せたいインテリアと全体のバランスを整えるインテリアが必要です。
確かな技術をもとに製作・修復された京表具は落ち着きの中にも華やかさがあり、メインにもサブにもなれるインテリアとして、おもてなしの雰囲気を演出してくれます。掛軸等4を飾る部屋の様式や雰囲気、また、その時の季節なども考えながら選ばれてみてはいかがでしょうか

におい

においは人間が持っている感覚の中で、最も直接的に脳に結びついていると言われています。そのため、快・不快を感じるために大きな要素の1つとなります。
修復が必要な美術工芸品や表具の中には、経年劣化やカビの発生等により独特のにおいを感じさせるものもあり、価値ある素晴らしい京表具であったとしてもその良さが失われてしまうものです。魅力あるインテリアとして京表具を活用されるためにも、表具屋での修復を是非ご活用下さい。

清潔感

清潔さは人に好感を持たせる重要な要素の1つです。店舗経営やオフィスにおいても顧客満足度を上げる重要な要素の1つとして「清潔さ」が求められます。
ここで注意したいのは、清潔さと古さは決して相反するものではないという事です。歴史ある表具や美術品でも、手入れが行き届いている事が分かるような清潔感のあるものは、古き時代を感じさせ、そこに重厚な空間を作り出し、お客様に落ち着きや好感を持ってもらえる部屋のインテリアとして重宝します。

今、御持ちの掛軸や額装等の表具が飾られる空間に合わないと感じられている場合は、表装の御仕立て直しをご検討されてみてはいかがでしょうか。